「ハワイ島とりなしレポート その2」         牧 師 冬木友博

 
 6月17日、父の日の礼拝の後、午後4時前にヒロ空港に到着し、レンタカーを借りて、最初のとりなしの地、ヒロ大神宮へと向かいました。

今回、同行する事になった滝本望先生は、日本の文化や宗教の歴史を深く研究されており、普段私たちの知らない日本人としてのアイデンテイテイーや日本人の宗教観の中に深い霊的な影響力を受けていることを学ばさせて頂きました。。私たちは、日本人として、知っているようで日本の文化や宗教の深い霊的なところは何も知らされておらず、その影響だけは受けているのだと思います。

ヒロ大神宮は、伊勢神宮系の神社です。この伊勢神宮系の神社と言う事は、天照大神を拝み,天皇家の祖神として、日本国の国家宗教となり、軍国主義、国家主義と結びついて、天皇を現人神(あらひと神)とし、天皇制支配の思想的支柱となり、太平洋戦争中に、中国、韓国を含めアジア諸国に神社を造り、天皇を神として強制的に拝ませたのです。実は、多くのクリスチャンも強制的に天皇を神として拝まされた歴史があるのです。

今回のとりなしのテーマのひとつに『霊的土台をとりなし祈っていく』というものがありました。日本から遠く離れたハワイにおいても目に見えない日本の霊的束縛が今も影響を与えているうえ、ハワイにおける古代ハワイのアニミズム的霊的影響も多く、ニューエイジムーブメントの拠点ともなるハワイです。実際にその現地に行って、そこで創造主である神を賛美し、主の御名を宣言し、救われる魂が起こされるようにとりなし祈るのです。霊的かかわりのある場所で同じ時間に心を合わせて父なる神にとりなし祈る事を、同刻の祈りと言っています。今回も、日本で伊勢神宮を始め、ハワイと関わりのあるところに出向いて祈ってくださっているSIRネットワークのチームがおられました。

ヒロ大神宮で夕方5時の同刻の祈りを済ませ、車で2時間ほどのパーカー牧場のあるワイメヤ付近のハマクア浄土院にもとりなしに行ってきました。そこは、仏教関係では組織的に最も早くハワイに布教活動を開始したところです。今も日系人の英語社会の中でしっかりと息づいています。本堂の裏には日本と同じようなお墓があり、見るからに不気味でした。

アメリカは、キリスト教国というイメージがありますが、ここハワイは、日系人の影響が強く、現実には、日本と同じく多くの人々が仏教、神道、新興宗教に捕らえられている霊的土台とハワイの土着の霊的問題との共通点も多く感じました。目に見えない世界の戦いがあることを体験を通して感じる事ができました。そこでも、シンプルに、主イエス・キリストの御名による救いの宣言と魂の本当の救いのためにとりなし祈ってきました。