『スモールグループの交わり』

                              

                                    冬木友博 牧師

 もう数年も前からキリスト教会の中で、「スピリチュアリティー」と言う言葉がよく聞かれるようになりました。神様との深い霊的な交わりに憩いを見出したということで、素晴らしいとこです。ただ、物事にはいつも両面があるわけで、自分を殺して、自己犠牲を与えながら神様の為に一生懸命働くことがよいことのように、一生懸命頑張った結果、疲れ果て、人の言葉によって傷つき、どこかで「そのままでよいのだ」と言ってくれる世界をあこがれているという面がないわけでもないと思います。

 私たちは、愛と恵みによって救われたはずなのに、いつの間にか行いによって信仰生活を完成させようとしてしまう弱さを持っています。そして自分だけではなく他の人にもそれを求めてしまうので、首の絞めあいをしてしまっていることがあるかもしれません。

 信仰生活の核心は、主に受けとめられ、主と交わり、主の御手の中に憩い、主からの命に満たされ、主と一つにされて、主が喜ばれることを自分自身の心からの願いとして、生きるところにあるといえます。そこに真の憩いがあり、喜びがあり、働きへの原動力があるのです。イエス様が御父を喜んで歩まれたように、イエス様のみこころを私たちの心として、イエス様を喜んで生活できることが本当のスピリチュアリティーに関わることなのだと思います。

                       *****「交わりに生きる信仰生活」 唄野隆 著より*****

 このスモールグループは、単に共に学ぶ小グループとは違います。その目的は、主にある兄弟姉妹たちの主にある交わりを実践するスモールグループです。原則としてIJCCのメンバーの交わりです。求道者を招く伝道目的の家庭集会でもありません。

イエスキリストを中心とした主にある交わりの実践です。そこには、みことばのシェアーと祈りが生き生きと体験できる場であって欲しいと願っています。そして、ひとりでも多くのメンバーの方々が、生活を通して、主と交わり兄弟姉妹との交わりを具体的に学び育てられるように願っています。それは知識としての学びではなく、生きた生活の中での体験を伴う学びです。

メンバー全員がスモールグループのどこかに属していっせいにスタートするのではなく、モデルとなるスモールグループが一つ二つと形成されていくように願っています。本当の主にある交わりのモデルをスタート出来るようにお祈り下さい。

                                       2006年1231日ニュースレターより