「目的・目標・ヴィジョン?」

  

                                               冬木友博 牧師

  IJCCのメンバーシップクラスでは、毎回、IJCCの目標、目的、ヴィジョンなどについて学びますが、その
内容以前に、ことばの意味や定義がしっかりなされていないと混乱してしまうことがあります。

 毎年の総会でも確認しているのですが、こんな会話が聞こえてくるような気がします。「うちの教会のヴィジョ
ンは何だっけ?」 「ええ!?それは、目的だと思っていた。」 「目的と目標ってどうちがうんだっけ?」
「それよりヴィジョンは何だっけ?」 「俺に聞くなよ、わかんないよ!!」 「もういいよ、何でもいいや!!」

  実際に聞いた訳ではありませんが、どこかから聞こえてくるような気がします、確かにことばの定義がしっ
かりされていなかったら混乱します。目的と目標ということばを調べて見ると同じ意味のように説明される
こともありますが、広辞苑では、目的とは、成し遂げようと目指す事柄。行為の目指すところ。と説明があり、
目標とは、目的を達成するために設けた目じるし。的。とありました。

  目的は、ひとつだけど、目標は段階に分かれていたり、項目ごとの目標があると言えます。ヴィジョンと
いうことばもいろいろな意見があります。日本語では、幻と書きますが意味は、実在しないのにその姿が
実在するように見えるもの。はかないもの、きわめて手に入れにくいもののたとえ。と説明がありました。
確かに簡単に手に入れるものではないようですが、言葉をしっかりと定義しなければ、混乱しそうです。

  そこで、いろいろな定義がある中で、教会で使うヴィジョンということばを定義したいのですが、ウィロー
クリーク、コミュ二ティー教会の主任牧師であるビル ハイベルズ牧師が定義した意味がわかりやすっかた
ので紹介したいと思います。

  ヴィジョンとは、情熱を掻き立てる未来図であると簡潔なことばで定義しています。情熱を掻き立てる
未来図とは、将来このようになるのだ!!楽しみだぞ!!と情熱を傾ける動機となるものです。それを
ヴィジョンと呼ぶか、目的、ゴールと呼ぶか、ミッションと呼ぶことも出来るかもしれませんが、大切なことは、
聞いた人が、「肝心な点がわかった」と言えるものでなければならないのです。

  何のために、何をしようとしているのか?それがわかれば、心を合わせて、情熱を掻き立てることが出来
ると信じます。そのためには主のことばから聞く姿勢が必要です。