「再び揺り動かす」
「もう一度、わたしは天と地と、海と陸とを揺り動かす」
ハガイ(2:6)
私は「えっ」と絶句し、今年もまた大地震があるのだろうかと一瞬戸惑いました。というのは、阪神大震災の時に私の教会のある新城でもわずかな揺れがありまして、その揺れと同時に語られたのがこのみことばだったからです。2008年の念頭にこのみことばが語られたということを、私は神様にあって深く思いをめぐらし、又学んでいます。そして、一月から与えられた奉仕の場でずっとこのみことばを語り続けています。
旧約聖書には人類誕生、アブラハムによるイスラエル誕生、そしてイスラエルの2度の存亡の危機が記されています。その第一の危機とは、ヤコブの12人の子がエジプトに下った後400年以上イスラエルの民がそこから出られず、約束の地で繁栄するどころかエジプトで奴隷として虐待を受けた事です。そのイスラエル人を神が揺り動かしました。男だけでも60万人、全部で200万人近い人々が神の御手によって出エジプトを果たしたのです。その後約束の地で国家を築いたイスラエルは、やがて異教の神々を受け入れるようになります。主は、偶像礼拝を神殿の中でさえ行ってはばからないようになった彼らを、「この民をバビロンに移す。」と打たれました。この国家滅亡が第二の危機です。しかし、愛と義なる神は「70年が過ぎる時もう一度戻す」とエレミアを通してお語りになり、ペルシャのクロス王に「イスラエルの民よ、今イスラエルに帰れ。主の宮を立てよ。」と言わしめ、イザヤ書の約束を成就なさいました。このように主は万能の神の主権によって国々を揺り動かし、やがて1948年にはイスラエルを国家再興へと導かれ、今なお生きて働いておられるのです。
これは、今日を生きる我々クリスチャンへの、神様からの強烈なメッセージです。主イエスに選ばれ救われたその日のことを思い出せ!聖霊によってイエスは主だと告白した者が救われる、あの時の喜びを忘れるな!主が揺り動かしてくださったではないか、「目覚めなさい!」と。そして、大きな喜びに満たされた・・・それなのに、いつの間にか、自分のことで精一杯、この世の流れについつい流されちゃって・・・教会での奉仕を忘れちゃって・・・・
Almighty God 万軍の主は、万軍の御使いたちを連れて私たちと共に戦ってくださるお方です。この神様に、自分のすべてをお任せしましょう。昔の栄光なんかにしがみついてちゃいけないんです。目先の状況にびくびくして思い煩っていないで、この方にすべておゆだねしましょう。そうしたら、人知をはるかに超えた主の御技が私たちの人生に始まるんです。万軍の御使いをたずさえてるお方と共にあるのがクリスチャンなんです。ちょっぴり幸せになるなんてもんじゃないんです。あなたのプランでなく、神の御計画があなたの人生を揺り動かす・・・神様は、神を信じるものに働く神の優れた力がどのように偉大なものであるかあなたに知ってほしいと願っておられます。あなたの人生のうちにそれを働かせたいと願っておられるのです。
ただ見て喜ぶのではなく、私たちのうちに働いてくださる神の大いなる御わざを体験しましょう。そして、私たちを通して外に働く神の優れた力によって、皆さんの家庭を、皆さんの職場を、業界を、地域社会を、神様によって揺り動かしていただこうではありませんか。神様はだれよりも豊かな方です。力ある方です。愛なる方です。この方の下さる平安は、世の与えるものとは違います。もっと深い、無限の富です。
すべての国々の宝物がもたらされ、わたしはこの宮を栄光で満たす。万軍の主は仰せられる。
銀はわたしのもの。金もわたしのもの。万軍の主の御告げ。この宮のこれから後の栄光は、先のものよりまさろう。万軍の主は仰せられる。
わたしはまた、この所に平和を与える。万軍の主のみ告げ。
(ハガイ1:7−9)
SIRネットワーク代表 滝元望師
International Japanese Christian Church 2008年3月9日聖日礼拝 Message