札幌キリスト福音館: 三橋恵理哉牧師
International Japanese Christian Church 
2007年5月13日聖日礼拝 Message


「わたしの霊をすべての人に注ぐ」 使徒2章

今の時代は平和を求めながら戦争が続いています。平和なはずの家庭においてさえむごたらしい殺人が起きているのが現実です。なぜ、こんなにも心と心が離れてしまっているのでしょう?それは、人が本来の生きる目的からずれてしまっているからです。サルは、神を知りません。人間だけが、神を愛する事ができます。なぜなら神様が人間を創られた目的は神を愛し、人を愛する為だからです。ところが、人間を神から引き離そうとする敵の力が働いて、人は神を愛さず、人を愛さず、自分だけを愛して生きるようになりました。今、本当に一番必要なのは愛する力なのです。
ところで、ペテロはイエスを主と仰ぎ、「わたしはどこまでも御一緒します!」と言ってはばからないほどイエス様を愛していましたが、黙って何もせずに捕らえられるままのイエス様を神と信じることができず、一度ならず三度までも、イエスを否定してしまいました。人間は自分の力では愛せないのです。信じきれないのです。わたし達には限界があるということです。徹底的に信じるとか愛するとかいう力は私たちの中にはないのです。では、どうしたらいいんですか?
イエスは言われた。「・・・聖霊があなた方の上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。・・・」(使徒1:8)
求めなさいとイエス様はおっしゃいました。聖霊に満たされることを求めるんです。しかし人間はつい目に見える現実にがっかりしたり不安になったり諦めたりしがちです。イエス様が聖霊として一人一人の心の中に入っていてくださるのに、聖霊に満たされる事ができません。本当に聖霊に満たされる為には、次の事が必要です。
1. 心を開く必要があります。子どもの幸せに対する自分なりの価値設定、将来こうありたいという自分の願い、教会に対する自分勝手な思惑などなど心にはいっぱい詰まっています。心を開くとはこれらをすべて明け渡すことです。
2. 信仰の祈りをする必要があります。私達の目には見えない天の神様がおっしゃってくださることを期待して祈ることです。「私の家族の幸せと私の夢の実現に力を貸してください」という自己中心の祈りではなく、私たちの将来を握っていてすばらしいことを計画してくださっている神様、「主の名を呼ぶものは、みな救われる。」(使徒2:21)と約束してくださる御方に、心から期待して委ねてイエス様の御名で祈る必要があります。
3. 信仰の仲間と一緒にいる必要があります。人間は弱いです。「神様がそう言っているんだから、とにかく信じよう!」と、神様に期待する人たちと共に祈るところに神御自身が働いてくださり、私たちを愛し、清めてくださるからです。
『神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。
すると、あなた方の息子や娘は預言し、
青年は幻を見、老人は夢を見る。』(使徒2:17)