感謝の心を持っていますか?(イザヤ1216)

 今年も早いもので今週の木曜日にはサンクスギビング・デーを迎えます。11月は「感謝」を今月のテーマとしてきましたが、今日は「感謝の心を持つ」ための4つのステップということで、聖書からご一緒に学んでいきたいと思います。

1.感謝の心を知る。

 「ありがとう」という気持ちと「感謝の心」とは違うものである。そう聞くとと、じゃあどう違うんですか?って知りたいですよね。何かをしてもらったり、ほしかった物をもらったら、「ありがとう」という気持ちになります。自分の願っていた通りに事が運んだり、自分に益となる事が起こった時にもうれしい気持ちが湧き起こってきます。しかし、「感謝の心」というのは、物事が良くいこうといくまいと、目に見える状況が自分にとって良くても悪くても、そういうことに振り回されずに安定して神様が下さる恵みを受ける準備が整っている心なのです。それは、「愛」と似ています。聖霊の助けを受けて、ひとりひとりが意識して育ててゆくべき性質のものです。それを怠るとどうなるか、と言うと、毎日の生活に流され、忙しさに振り回され、つい祈る事を忘れて自分の力で何とかしなくてはと、どんどん的外れの方向にずれていってしまう危険性が誰にでもあるのです。

「やめよ。(Be still.)

 私こそ神である事を知れ。

 私は国々の間であがめられ、地の上であがめられる。」(詩篇4610

2.感謝の心を体験する

 常識的には感謝できない状況に対して、心から「神様はありがたい」と感謝がほとばしる経験、これはきわめて個人的な経験です。私の場合には、17歳の時のバイク事故がそれにあたります。すでにクリスチャンだった私は、事故で怪我をしたおじいさんの命が助かるように、必死に神様にお祈りをしました。が、おじいさんはなくなり、自分の将来は真っ暗になりました。「神様なんてうそつきだ。祈りは聞かれなかったじゃないか。神様なんていらない」とも思いました。しかし、結果的には、神様の圧倒的な恵みとおじいさんのご家族のあわれみとによって、私は無罪となったのでした。本来受ける資格の無い者に与えられる神様からのプレゼントが恵みである事を身をもって知り、感謝があふれました。

「その日、あなたは言おう。『主よ。感謝します。あなたは、私を怒られたのに、あなたの怒りは去り、私を慰めてくださいました。』」(イザヤ121

3.感謝の心を伝える

 感謝の心、それは、うれしくてたまらない、隠しておけない、独り占めしておけない、そういう心の奥底から湧き上がる強い思いです。バイク事故から6ヵ月後、私は滝元兄弟が当時結成していたグローリア・シンガーズのコンサートで、過去のマイナスが神様の恵みによってプラスに変えられた体験を証する機会を得ました。その後も新城での家庭集会に招かれて、神様の御業を証して回りました。感謝の心があるからこそ、確信を持ってこう言えるのです、「だいじょうぶ。あなたでもだいじょうぶ。今つらくても苦しくても、あなたは愛されてる。あなたは変えられる。あなたは祝福を受ける。」と。この感謝の心はものすごい感染力があります。小さい子供から年老いた者までに勢いよく伝わっていきます。これが教会の喜びであり、天の国での喜びなのです。

「その日、あなたがたは言う。『主に感謝せよ。その御名を呼び求めよ。そのみわざを、国々の民の中に知らせよ。御名があがめられている事を語り告げよ。主をほめ歌え。主はすばらしいことをされた。これを、全世界に知らせよ。・・・」(イザヤ124,5

4.感謝の心を実行する。

 IJCCでは「勇気を出して実行しなさい」というみことばを神様からいただいて今年一年を歩んできました。感謝の心は風と同じように目には見えませんが、風でやしの葉が揺れるのがわかるように、感謝の心を実行している人を見ると、「あの人はどうしてあんなに苦しいところを通っているのにあんなに喜んでいられるのだろう?」と、その人が神様をほめたたえ、神様への感謝の心で満たされているのがわかるのです。

「シオンに住む者。大声を上げて、喜び歌え。イスラエルの聖なる方は、あなたの中におられる、大いなる方。」(イザヤ126

 感謝の心は壊れやすく、無くなりやすく、その上奪われやすいので、大切に育てる必要があります。あなたはどのように感謝の心を主に捧げますか?礼拝を通して?いろいろな奉仕をとして?日常生活のいろいろな場面で?チャンスはたくさんあります。勇気を出して、実行しましょう!

 

インターナショナル・ジャパニーズ・キリスト教会 冬木友博牧師

International Japanese Christian Church 20091122日聖日礼拝 Message