「新しい人を身に着る」(エペソ4:17〜24)
本来人間の姿は神様に似せて造られました。神様は私達とコミュニケートする為に、私達にマインド(心、考え方)と霊を与えられました。しかし、罪が入ってきてしまったところから、私達のマインドは自己中心に物事を考えたり感じたりするようになり、人は神様のいのちから遠く離れてしまいました。そんな私たちなのに、一方的な御恵みによって、神様は私たちをキリスト・イエスの血によって近い者として下さったのです。こうして新しい身分を得た私達に、パウロは三つの積極的勧めをしています。
「その教えとは、あなたがたの以前の生活について言うならば、人を欺く情欲によって滅びていく古い人を脱ぎ捨てるべきこと、又あなた方が心の霊において新しくされ、真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきことでした。」(エペソ4:22−24)
1.古い自分を脱ぎ捨てる。古い自分に死ぬ。
私達の古い人がキリストと共に十字架につけられたのは、もはやこれからは罪の奴隷でなくなるため(ローマ6:6)です。あなたは罪の奴隷である自分に死んでいますか? 私は17歳の時にバイク事故で人の命を奪ってしまい、もう死ぬしかない、でも怖くて死ねない、そういう経験をしました。今振り返るとあの時が私の人生のターンイング・ポイントでした。あの時僕は死んだんだ、今は神様によって生かされている、おじいさんの死を無駄にしてはいけない、そのためには神様から与えられた使命を果たすさなければ。あの時古い自分に死んだからこそ、こういう今の自分があるのだと思います。
2.心の霊において新しくされ続ける。
心の霊とは聖霊の事です。聖霊の働き、つまり助けと導きによって、私たちは日々造り変えられるのです。「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」(ローマ12:2)
3.新しい人を身に着る。キリストのように変えられる。
茶道では、所作を繰り返し繰り返し練習する事によって、それを身につけていきます。私達がキリストのように変えられるのも同様で、一変にすっかり身に付くわけではありません。徐々に内側から変えられていくのです。ただ何もせずに「僕はギターを弾けるようになりたいです、アーメン」と言ったとたん、ギターがすばらしく弾けるようになれるわけがないのと同じように、新しい人を身に着るにも、私達は日々練習を繰り返す必要があります。
ここで、自己診断をしてみてください。
Q:あなたは新しい人であるキリストを身に着ていますか?
Q:あなたは今何を着ていますか?
Q:着替える必要がありますか?着替えるのに何からはじめますか?
スタートは、古い自分を脱ぐ事です。心の一新によって自分を変えるには、まず悔い改めの態度から。そして「私に学びなさい」とおしゃって下さるイエス様に聞いて、日々やるべき事をしていく。そういう意味では人間の努力も必要です。そうした中で、イエス様からいただく愛をおすそ分けできるようになって人間関係の回復が起こり、私達の魂が身も心も生き生きとされて、喜びと感謝の人生へと変えられていくのです。
変えられる為に、あなたは今週何を実行しますか?
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」(IIコリント5:17)
インターナショナル・ジャパニーズ・キリスト教会 冬木友博牧師
International Japanese Christian Church 2009年6月21日聖日礼拝 Message