「全世界にキリストの香りを放つ」マルコ16:12−20

 

 娘の恵美が自分のクリスチャン・カレッジが行っているミニストリーに参加してホンジュラスに行きたいと希望していると知って、ちょっとびっくりしました。内容はというと、発展途上国で現地の人達と水を供給するための穴掘り作業と、生ける命の水を伝える宣教活動。我が家の子供たちの中では一番のきれい好きで、ベッドの上に小さな虫がいようものなら「捕って~!」と大騒ぎしていた子が、飲み水も無いような所に遣わされ用いられる事ができるのだろうか?正直そう思いましたが、親元を離れた大学生活や、LAの日本人教会での教会生活を通して彼女は変えられていました。大なり小なり、神様に近づくものは誰でも変えられます。今日は、マルコ16章の変えられた弟子たちから学んでいきたいと思います。

 イエス様と3年半寝起き寝食を共にした弟子たちでしたが、思ってもみなかったイエスの十字架の死に動揺し、復活のイエスに出会った人達の証を聞いても、彼らはそれを信じなかったとあります。「イエスは・・・彼らの不信仰とかたくなな心をお責めになった」(マルコ1614)弟子たちは不信仰・不従順でした。ところが、そんな彼らが信仰と従順の人に変えられたのです。それをもたらしたのは次の二つです。

すなわち、御言葉の約束と祈りです。イエス様は約束してくださいました。イエス様が天の御父の御許に行かれると、「父はもう一人の助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、共におられるためにです。」(ヨハネ1416)この助け主こそきよい御霊、精霊です。さらに、天に上げられたイエス様は神の右の座に着き、とりなし祈ってくださっています。(ロマ834)精霊も、わたしたちのために祈り、とりなしてくださっています。(ロマ82627

キリストの弟子になりたい、イエス様を証したい、用いられたい、そう願いながらも、私達はいっぱい失敗を繰り返し、がっかりしたり不安になったりするものです。が、そのたびに、イエス様が、御精霊が、とりなし祈ってくださっていた、そして、今もこれからも、私達がたとえどんな状況にあっても、常に祈り続けてくださる事を覚え感謝したいと思います。

「そこで、彼らは出て行って、至る所で福音を述べ伝えた。主は彼らと共に働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。」(マルコ1619)この箇所には弟子たちの行動力と精霊の働きが簡潔に述べられています。みことばを伝えていく時に伴うしるしとは、次のようなもので、使徒行伝に具体的にくわしく見ることができます。

1.         イエスの名によって悪霊を追い出す。

2.         新しいことばを語る。

3.         蛇をつかみ毒を飲んでも害を受けない。

4.         病人に手を置けば病人は癒される。

実際に、とことん信じて証していく時、今でもこれらのしるしが伴う事があります。もちろん、これは人間の力によるものではありません。

「しかし、精霊があなたがたの上にのぞまれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」(使徒18)

あなたにも精霊の力が必要ですか?

「見ずに信ずるものは幸いです」とイエス様はおっしゃいました。みことばの約束を握って一歩踏み出していくと、体験を通して価値観が変えられます。価値観が変わると行動が変わります。今までできなかったことが、大胆にできるようになるのです。福音を述べ伝えるため、キリストの香りを放つため、精霊の力を求めましょう。信じて、祈って、行動しましょう。イエス様がご一緒です。

「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたと共にいます。」(マタイ2820

インターナショナル・ジャパニーズ・クリスチャン・チャーチ 冬木友博牧師

2010年1月24日礼拝メッセージ